ワールドカップラグビー情報2

出典:トップリーグ

ワールドカップラグビーのプレシーズンである2018年トップリーグの日程が決定

W杯2019を来年に控えて、トップリーグのリーグ戦は12月の第三週までW杯とは別開催となるカップ戦は、ナント!外国人枠の制限なしのガチバトル

日本開催のワールドカップいわゆる2019W杯を来年に控え、トップリーグにおける開催方式と日程が決定。

ラグビーフットボール協会は4月19日、ジャパンラグビー・トップリーグ2018-2019シーズンの大会概要とその日程を発表しました。

今回のワールドカップラグビー情報は、気になるトップリーグ関連の日程も合わせてご紹介していきます。

2019W杯プレイヤーで大幅に変わるトップリーグの日程

トップリーグは2019W杯を来年に控え、日本代表強化サイドから「12月第3週には国内シーズンを終了してほしい」との要望もあり、大幅に試合日程が変更となります。

プレシーズンとなる今季は、リーグ戦7試合十総合順位決定トーナメント3試合の計10試合の変則方式を採用することになりました。

リーグ戦は2つのターム7節で戦われる

リーグ戦は16チームを紅白の2つのタームに分け、8月3日(金)~10月20日(土)までを7節で対戦。この基幹の順位決定戦は、12月の第1週〜3週で開催されます。

2018トップリーグの結果は12月15日に決定

今年度のトップリーグ優勝を含む、すべての順位が決定するのは、12月15日(土)のこと。翌日の16日(日)には、トップリーグの年間表彰式が予定ざれています。2018年のトップ試合数は、リーグ戦が56試合、順位決定トーナメントが2試合となっています。

変則方式を採用するため自動降格はなし

今年は、変則方式を採用するため試合数が少ないこともあり自動降格システムはとりません。

チャレンジリーグとのチーム入れ替えは、最終順位13〜6位のチームが翌週23日(日)に、下部のトップチャレンジリーグの1〜4位と入替戦似て決定。2020年度のトップリーグは、W杯が開催されるため、1〜5月に通年と同様16チームで戦われることになります。

ジヤバンラグビー・トップリーグ2018~2019スケジュール

ジヤバンラグビー・トップリーグ2018~2019スケジュール

2019W杯を見据え新たなカップ戦が開催される

日本ラグビーフットボール協会は、代表強化のため12月中旬にトップリーグを終わらせると公表しています。しかしこのままだと、日本代表に選ばれた選手以外は単に試合数が少ない年になるだけ。

それでは、トップリーグ全体の強化につながりません。そこで通常のリーグ戦とはまた別に、「カップ戦」(仮称)が実施されるそう。現在仮称の「力ップ戦」に関しては、冠スポンサーをつける方向で調整中ということです。

ジヤバンラグビー・トップリーグカップ(仮称)の概要

16チームを4×4プールに分け、1回戦総当たりの3試合がウインドウマンスの期間に行われます。日程は11月10〜25日。ただしこの期間は日本代表の遠征があるため、各チームとも代表選手を除いた選手群で挑むことになります。

若手や次期代表入りを狙う選手にとってはいいチャンスになるかもしれませんね。大会のMVPや得点王などは、リーグ戦が対象となる見込みです。

カップ戦(仮称)は外国人枠無視のガチんこ勝負

本カップ戦の順位決定戦は、年明けの2019年1月13日(日)および19日(土)に開催されます。

この期間に開催されるカップ戦も、代表抜きのチーム構成で戦うことになります。このとき、日本代表に多くの選手を出すチームが参加できなくなる事態を避けるため、リーグ戦で適用される外国人選手の出場枠は適用されません。

トップリーグ・カップ戦とトップリーグ戦の勝者は別

カップ戦でも優勝チームは決めることになりますが、これはあくまでカップ戦の勝者。2018年度トップリーグ優勝チームは、12月15日に開催される1〜8位決定トーナメントで優勝したチームです。

懸念される試合数ですが、リーグ戦にこのカップ戦の試合数を40試合足すと、トータルで120試合となり、今季と同様の試合数が確保されたことになります。

ジヤバンラグビー・トップリーグカップ2018~2019スケジュール

ジヤバンラグビー・トップリーグカップ2018~2019スケジュール

第56回ラグビー日本選手権について

日本ラグビーフットボール協会によると、第56回日本選手権に関しては、NHKと調整中とのこと。場合によっては12月に開催される順位決定戦の上位が、日本選手権を兼ねるかもしれません。

本大会における外国人の出場枠については、他国の代表歴がある選手が2名、将来日本代表になる資格のある特別枠が3名、アジア枠が1名の最大6名の構成です。これは23名のメンバーであっても、6名となるようです。

大会知名度を上げるためW杯開催都市でトップリーグが行われる

2019W杯を盛り上げるということもあり、今シーズンは来年のW杯開催都市でトップリーグのゲームが組まれています。

例えば9月8日の第2節、「宗像サニックス」VS「神戸製鋼」の試合は、Jリーグ(サッカー)・ルヴァンカップの日程次第では、札幌にある月寒ラグビー場から札幌ドームに変更される可能性もあります。

その他、10 月7日の第5節。「キヤノン」VS「コカコーラ」のゲームは、岩手旦釜石市の鵜住居(仮称) スタジアムの“こけら”落とし試合に。

10月20日の第7節・「パナソニック」VS「キヤノン」のゲームは、熊谷ラグビー場の改装後の初試合となる見込みです。

改装が進められている東入大阪の花園ラグビー場は、10月26日(金)に日本代表が試合を行う予定で、12月に開催されるリーグ戦の順位決定戦のスタジアムとしても予定されています。